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韓国短期留学記(2003年4月~6月)①

danokoroは,2003年の春学期,ソウルにある西江(ソガン)大学校の語学堂(オハクタン)で,韓国語を勉強していました.その時のお話を,これから連載していきます.

☆2002年12月9日~12日☆

ソウルへ行き,来春の留学に向けた資料集めを行う.10日に,ヨンデ(延世大)・イデ(梨花女子大)・ソガンデ(西江大)を回り,入学願書を受け取ると同時に,学校の雰囲気をみる.

ヨンデは,留学生に対して手慣れていて,まるで公務員のよう.きっと,毎日誰かしらから問い合わせがあったり,こうして直接訪問する人間がいるんだろうな.校舎はまあまあきれいなんだけど,どことなく暗い感じ.ヨンデといっても,ちょっと本部とは離れているし,大学のなかにある語学堂,という雰囲気ではない.

イデは,2001年の夏に,1ヶ月の講習に行っていたから,雰囲気は分かっているつもり.あの時は,実力以上の級(1級が3クラス,2級が3クラス,3級1クラスだったかな,の3級だった)に入れられて,ものすごく苦労した.授業以外に1日5時間以上勉強しても,ぜんぜんついていけなくて,結局韓国人の友達を一人もつくれないまま,帰国したことを思い出す.授業自体は,教科書もよく作られたものだったせいか,悪くはなかったけど,一人気の合わない先生がいたので,正直なところ100パーセントいい印象,ではないのだ.ここで勉強してもいいんだけど...決定打がない.

ソガンデは,友達が何人か通っていて,みんなが「マラギ(スピーキング)の勉強になったからよかった」「danokoroだったら,4級か5級で勉強できるから,きっと役に立つと思うよ.すぐ使えるものを中心に教えてくれるし」と,言っている.今回は,やはり少しでもマラギの部分を伸ばしたいと思っているので,ソガンデで勉強しようかな,という気持ちがある.実際行ってみると,古い校舎の地下1階に事務室があった.担当のウ先生はただいま昼休み,とのこと.仕方ないので,しばらく外で待つ.待っていると,授業が終わったらしく,次々と学生が吐き出されてくる.日本人とおぼしき人も多いが,思ったより東洋系以外の人が多い.修道女姿の人もいる.イデの夏講習は,圧倒的に日本人と在日が多かったので,クラスで勉強していても,いまいち面白みに欠けたが,こんな構成なら面白いかも知れない.しかし,ふと見ると日本人とおぼしき人々が何人かつるんでいる.これはどこいっても同じだなぁ...

昼休みを終えたウ先生にお会いして,入学願書をいただく.実はウ先生,友達の友達なので,そのことを言ってみると,彼女は元気? と聞かれる.その後,ちょっと韓国語で話をしたが,細かな話になると,まだまだ聞き取れないし,話せないことを痛感.こんなことで,留学大丈夫か? 一瞬不安がよぎる.




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